美白・美肌
VC-PMGローションについて
当院で処方しておりますVC-PMGローションはリン酸L-アスコルビルマグネシウムというビタミンCを高濃度に配合したローションです。
通常、ビタミンCは塗っても皮膚から吸収されませんが、VC-PMGは経皮吸収型のビタミンCとして一部の美白化粧品でも用いられております。
一般に経皮吸収型のビタミンCは化粧品や医薬部外品ではわずかな濃度しか配合されていませんので、効能効果として美白レベルにとどまっていたのが現状です。
最近の研究では、VC-PMGを高濃度に配合することにより様々な効果が認められるに至りました。
VC-PMGの皮膚に対する主な作用と適応
こんな効果があります
- メラニン色素抑制作用
→ 色素沈着 美白 - コラーゲン合成作用
→ 小じわ ニキビ跡 皮膚のタルミ - 活性酸素除去作用
→ ニキビ - テロメア短縮抑制作用
→ 皮膚の老化防止
ハイドロキノン配合クリーム
ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素の合成を阻止する働きのある成分で、欧米では美白といえばこのハイドロキノンが主流です。
特にシミや、ニキビ跡・レーザー後の色素沈着等に対して効果が高く非常によく使われています。
単独でも効果がありますが、ケミカルピーリングやレチノイン酸と併用することで高い効果が期待できます。
米国ではハイドロキノン2%未満は化粧品として販売されていますが、4%配合量は処方箋薬です。
当院では、刺激が少なく、安定性の高いハイドロキノン4%配合クリームを処方致しますので、お気軽にご相談ください。
レチノイン酸配合クリーム
肌に最も強く作用するビタミンAの仲間のビタミンA酸(レチノイン酸)がニキビの治療薬として使われてきましたが、近年シワやシミを改善させて肌を若返えさせる効果も有することが明らかになり、老化対策のビタミンとして注目されています。
本邦ではまだ許可されていませんが、患者さんの状態を確認した上で医師の裁量権で自家調合し使用することができます。
当院では、レチノイン酸配合クリームを処方致しますのでお気軽にご相談下さい。
ニキビ改善
レチノイン酸には、毛穴の余分な角質をはがして、皮脂のつまりをなくし、 同時に皮脂の分泌を抑えてニキビを治す効果がある。
シミを消す
シミの色素があるのは、角質と表皮。
角質が薄くはがれると同時に、表皮が厚くなるので、シミの色素が目立たなくなる。レチノイン酸で効果大。
シワ改善
レチノール酸は表皮を厚くふっくらとさせて、小ジワを改善させる。
レチノイン酸は、表皮を厚くしながら、 真皮のコーラーゲンも増やすので深いシワも改善する。
保湿
角質上層がはがれて保水力の強い下の層が表に出るので、見た目の潤いが増す。
ただし、レチノイン酸は角質剥離作用が強力なので、かえって乾燥することも。
レチノイン酸の力
- シミが消える
- シミを改善させる
レチノイン酸で若返る肌
- 角質が薄くなり、表面がハリを持つ
- 表皮が厚くなり弾力が増し、シミが薄くなる
- コラーゲンが増えて、シワが消える
- 角質層が厚く、 小ジワが目立つ
- 表皮が薄く、 シミが目立つ
- コラーゲンか少なく、大ジワができる
VC-IPスティック
- キメが整う
- 毛穴が締まる
- シワ改善
- シミ改善
- ニキビ改善
- 紫外線から守る
当院では、VC-IPスティックを処方致しますのでお気軽にご相談ください。
高濃度
安定性の高いVC-IP(油溶性ビタミンC誘導体)を高濃度に配合(VC-IP 85%配合)
吸収率
VC-IPはビタミンCそのものを塗布した時に比べ吸収率は約30倍
持続性
塗布後も24時間以上効果を発揮
従来のCとの違い
肌に良く浸透する
高い濃度でビタミンCを配合。漫透を助ける処方で、肌のバリアとなる角質を通り抜けやすい。
またビタミンCが誘導体になっているタイプは、肌の細胞自体にも取り込まれやすい。
塗ってから持続的に効く
誘導体として肌に入り込むと、肌の内部の酵素によって数時間かけて活性化し、ビタミンCとなる。
油溶性誘導体では24時間以上も効果を発揮し続ける。
効果を失わず保存できる
ビタミンCそのものをローションなどに溶かすと、数日間で分解が始まり、効果を失う。
ところが、誘導体の形や安定化処方のCは、化粧品として保存が利き、効果を失わない。
油溶性Cの誘導体は美白効果も高い
メラニンを作る培養細胞に油溶性C誘導体を加え、4日後のメラニン濃度を測定。
濃度が上がるほどメラニン抑制効果が高まる。
VC-IPスティックには、これより高濃度(85%)配合されている。
料金表
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