「アライクリニック版　知ってて得する豆知識」Ｎｏ．９

風邪とインフルエンザの違いにについて

 

インフルエンザとは

 

＜原因＞

・ 何種類かあるインフルエンザウイルスによって引き起こされます。

 

＜症状＞

・ 急激な発熱、頭痛、腰痛、関節痛、筋肉痛、全身のだるさなどから始まります。

・ 発熱は、39～40度の高熱のことが多く、2～3日持続しますが、長くても5日以内で熱は下がります。

・ ほとんどの場合食欲は低下し、吐き気、腹痛、下痢などもみられます。

 

風邪とは

＜原因＞

・ ほとんどはウイルス感染によるものです。その他では、細菌感染、寒冷、アレルギ一などによって引き起こされることもあります。

 

＜症状＞

・ 鼻水、鼻づまり、のどの痛み、くしゃみ、せき、発熱、頭痛、腰痛、全身のだるさ、などから始まります。

・ 発熱は、ないか、あっても３７度台で、多くは数日の内に治ります。

 

表１　一般的な風邪とインフルエンザの違い

	風邪	インフルエンザ
発症	徐々に	急激に
初期症状	くしゃみ、鼻水、のどの違和感	寒気、頭痛
主な症状	鼻水、鼻づまり	発熱、全身痛
発熱	ないか、３７度台	３９～４０度
寒気、全身筋肉痛、食欲不振	ない	ある
のどの赤み・痛み	ないか、少し	ある
合併症	ほとんどない	肺炎

 

2001.01